妊活と食養生『クコの実』

不妊治療で体質改善を行なっている皆様で「食養生」、食事に関して気をつけられている方も多いと思います。今回は妊活に対してとても有効な『クコの実(枸杞子:くこし、ゴジベリー)、」についてご紹介したいと思います。私たちが良く目にする赤い実のことです。

『クコの実』の東洋医学的効果

『クコの実』の中薬学的に「補益類」という食薬に分類され、その効果は、「虚弱の改善」。特に以下が取り上げられています。
*滋補肝腎(肝と腎の滋養作用)、明目(目の疲れなど効く)
*潤肺(呼吸器の乾燥した状態を改善)

東洋医学では子宮は「肝」、卵巣は「腎」が司っていると考えますので、「肝」と「腎」に効果がある『クコの実』は不妊治療にとても効果的なのです!
また女性には嬉しい「肌荒れ」にも効果が期待できます。

『クコの実』に含まれる成分

『クコの実』にはカルシウムや鉄分のほか多くの栄養素が含まれています。抗酸化作用の強いゼアキサンチン、多糖類やカロチノイド、ベタインが含まれ、免疫力を高めたり、肝臓の働きを守る作用のほか、酸化ストレスを除去するとされています。そのため、東洋医学では古来より「不老長寿の妙薬」として重宝されていますが、西洋医学ではいまだその研究報告が少ないのが現状です。ただその中でも「ベタイン」においては、消化を促進して肝臓に脂肪が溜まるのを抑える働きをもち、血液を酸性からアルカリ性に変える働きが見られるといわれており、疲労回復に効果があるとされています。
また、ビタミンCにおいては、じゃが芋と同様、成分が壊れにくい状態で含まれており、抗酸化作用の効果が高いことが確認されています。

『クコの実』の摂取の方法

1日の摂取量は15g前後が目安です。そのものを沢山食べるより、「あしらい」程度で料理に加えることよいでしょう。
少しお時間があれば、少し湯で戻したクコの実と、ローストした妊活食材の「胡桃」、クコの実と同じような作用を持つ「松の実」を、<はちみつ>でざっくり和えてみてはいかが?簡単妊活スイーツの出来上がりです。とっても食べやすいので、食べ過ぎには注意して下さいね。

*種実類(ナッツ類など)は、「これから成長する」という状態にある食品です。そのため脂肪分も豊富です。力のある食材なので、食べるときは、適量手前で。

*質の良いクコの実は粒が大きくふっくらとし鮮やかな赤色をしています。黒く変色しているものは酸化していますので、食べない方が良いでしょう。(湿気を吸わせないように密封した瓶などに入れての保存をおススメします。

クコの実のように普段の食事にプラスして栄養素を取ることは妊娠しやすい体作りにとても大切ですが、他にも妊活に必要な栄養素がたくさんあります。そんな時は品質の良いサプリメントを摂取することも効果的です。

サプリメントを摂ることで栄養のバランスが整い、クコの実のような食品の効果をより発揮してくれます。(プレママプラスのサプリメントは『吸収バランス』に注目して、素材を選んでいるので、食事のサポートにオススメです)

徐 大兼

徐 大兼
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●アキュラ鍼灸院 ファティリティーウェルネス 院長
●アルメディカ株式会社 代表取締役社長
●プレママプラス考案者
●日本不妊カウンセリング学会 認定 不妊カウンセラー

【略歴】
鍼灸師・日本不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー。
東京・青山の不妊治療専門「アキュラ鍼灸院」院長。
地域のドクターと連携し、ベストな治療計画を提案している。
現在は不妊鍼灸ネットワークを設立するなど、不妊鍼灸の啓蒙活動を極的に行っている。 また、養生・食育をベースに、オリジナルサプリメントやお灸の開発にも取り組んでいる。
著書に『カラダを温めれば不妊は治る!』があるほか、生活総合情報サイト「All About」にて不妊治療・東洋医学ガイドを務める。


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