妊活に効果のあるローヤルゼリーについて

なぜ妊活をしている人に注目されているか

ローヤルゼリーは、働き蜂が女王蜂の餌として頭部の分泌腺からごく微量分泌する乳白色のクリーム状の物質です。働き蜂は花から花へ飛び回り、花粉と花蜜を集めて巣房に貯めます。育児の役目を持つ働き蜂がこの花粉を食べ、消化吸収した後、分泌腺より分泌したものです。

ローヤルゼリーだけを食べている女王蜂は、働き蜂の40倍にも匹敵する5年もの生涯に、1日1,000~3,000個もの卵を産み続けるという驚異的な生命力を持っています。数万匹の一群中、たった1匹のメス蜂だけがこれだけの恩恵を受けていますが、働き蜂も女王蜂も遺伝的には全く同じです。何が違うかと言うと、生後3日以内にローヤルゼリーを与えられたか、与えられなかったかの違いです。

ローヤルゼリーの優れた効果は古代ギリシャ時代からヨーロッパやその他の国々において広く認められ、特権階級の人たちに珍重されていた歴史を持っています。たとえば、アリストテレスはミツバチの巣の中に蜂蜜とは違う物質がある事を発見し、著書『動物誌』に「濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの」という記述があり、これがローヤルゼリーを指していると考えられています。

また、中国最古の薬物書『神農本草経』には「長期にわたって服用しても副作用は一切ない。カラダを軽やかにして、生命力を充実させ、不老延年の効果を得る事ができる」と書いてあります。

ローヤルゼリーがなぜ妊活をしている人に注目されているかというと、それはローヤルゼリーの間脳を調整する働きにあると言えます。

「卵子の老化」に対するアンチエイジング効果

少し昔の話ですが、1961年、秋田大学学長の九嶋勝司博士はウィーンで行われた国際産婦人科学会で「婦人の更年期障害は、間脳にある性中枢の老化によるもので、その障害を防ぐためにはローヤルゼリーを取る事も良い方法である」と発表しました。

これは実験結果に基づくもので、教授は老若2匹のハツカネズミ(生後2歳半と生後50日前後)の卵巣をそれぞれ交換移植し観察しました。若いハツカネズミに移植した老卵巣は性周期を甦らせましたが、老ネズミに移植した若卵巣に性周期は見られませんでした。そこで、老ネズミに3週間、ローヤルゼリーを連続投与したところ、そのネズミの周期が再開したと報告しています。(1※)

また、別の実験ではアクリジンオレンジと言う方法で脳細胞を染色し、その後3週間老化ラットにローヤルゼリーを注射した群としていない群を比較しました。老化した細胞はオレンジに染まり、若くて元気な細胞ほど緑に近い蛍光を発します。普通のラットの視床下部は茶色だったのに対し、ローヤルゼリーを用いたラットでは、緑に近い蛍光を示していました。 (2※)

また、別のラットによる臨床報告ですが、ローヤルゼリーは年齢に関連した下垂体機能の低下を代償するといった報告があります。(3※) 不妊治療によく使われるホルモン剤にFSHやLHがあり、どちらも下垂体から分泌されるホルモンです。不妊治療を受けている患者の方には甲状腺(TSH)やプロラクチンの異常所見が見られる方いますが、これらのホルモンも下垂体から分泌されます。

近年、「卵子の老化」が不妊の原因として注目されるようになりました。35歳以降急激にすすむ「卵子の老化」に対するアンチエイジング効果にローヤルゼリーは大きな力を発揮してくれるのではないでしょうか。

最後に、私の鍼灸院へ通院している患者さんのほぼ全ての方に共通しているのは「冷え」と「肩こり」です。また、多くの方に「耳鳴り」が見られます。当然、鍼灸でこれらの症状の改善は可能ですが、ローヤルゼリーの薬効として同じ様な効果を期待できる、といった臨床報告も出ている事から、当院ではローヤルゼリー含有サプリメントの摂取をお勧めしています。 (4※)(5※)(6※)

ところで、巷には様々な品質のローヤルゼリーがありますが、私自身が利用しているローヤルゼリーはデセン酸値6%以上、尚且つもっとも汚染が少なく高品質とされている中国青海省(標高4000m~5000m)のローヤルゼリーを完全冷蔵保存にて加工工場へ輸送している原材料です。

【ローヤルゼリー配合商品】

プレママプラス『ママになりたい』

プレママプラス『パパになりたい』

【※】
1)『ローヤルゼリー驚異のR効果』 後藤克夫著 主婦の友社 p44
2)『最新版ここまで分かったローヤルゼリー小事典』八並一寿著 p128
3)「ローヤルゼリー長期投与が中年齢雌ラットの下垂体重量及び遺伝子発現に及ぼす影響」(Effects of Long-Term Administration of Royal Jelly on Pituitary Weight and Gene Expression in Middle-Aged Female Rats)、Narita Yukio(アピ長良川リサーチセンター), Ohta Shozo, Suzuki Kazu-michi, Nemoto Tomoko, Abe Keiko, Mishima Satoshi、Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry(0916-8451)73巻2号 Page431-433(2009.02)
4)「若年女性の冷え症に対するローヤルゼリー摂取の改善効果」山田 典子(愛媛大学 大学院医学系研究科), 吉村 裕之、日本栄養・食糧学会誌(0287-3516)63巻6号 Page271-278(2010.12)
5)「肩こり症状に対するローヤルゼリー含有食品の改善作用プラセボ対照二重盲検試験による検討」立藤 智基(山田養蜂場本社), 浅間 孝志, 土井 志真, 菅野 智子, 橋本 健、東方医学(0911-7768)26巻1号 Page55-64(2010.06)
6)「ローヤルゼリー含有食品による耳鳴症状の改善効果の検討試験」、嶽 良博(だけクリニック 耳鼻咽喉科・アレルギー科), 奥野 吉昭, 沖原 清司, 橋本 健, 榎本 雅夫、応用薬理(0300-8533)75巻5-6 Page109-116(2009.01)

徐 大兼

徐 大兼
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●アキュラ鍼灸院 ファティリティーウェルネス 院長
●アルメディカ株式会社 代表取締役社長
●プレママプラス考案者
●日本不妊カウンセリング学会 認定 不妊カウンセラー

【略歴】
鍼灸師・日本不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー。
東京・青山の不妊治療専門「アキュラ鍼灸院」院長。
地域のドクターと連携し、ベストな治療計画を提案している。
現在は不妊鍼灸ネットワークを設立するなど、不妊鍼灸の啓蒙活動を極的に行っている。 また、養生・食育をベースに、オリジナルサプリメントやお灸の開発にも取り組んでいる。
著書に『カラダを温めれば不妊は治る!』があるほか、生活総合情報サイト「All About」にて不妊治療・東洋医学ガイドを務める。


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