妊活中は日差しの強い季節も適度に日光を浴びよう

日光を浴びるのを避ける日本人女性

太陽の光を浴びると、気になるのは日焼けでしょう。
特に30代以上の日本人女性は、シミやシワの原因になることから、日光を避ける傾向があります。
しかし、ことさら日光を避けるのは不自然ですし、また日光はビタミンDの生成には欠かせないものなのです。最近ビタミンDについて、様々な論文が発表されていますが、ビタミンDは人の生殖(妊娠)にも深く関わっており、日光に当たることがビタミンDを生成することに繋がると分かっています。紫外線を気にしすぎると、ビタミンD不足になる可能性もあり、妊活にとって逆効果も。

ビタミンDが不足すると妊娠能力も低下する

ビタミンD不足は妊娠能力低下につながることが実証されています。AMH*とビタミンDの相関では、ビタミンDはAMHに対して正の調節因子であることが分かっています。すなわち、AMHが低い人はビタミンDの血中濃度も低いということです。
*AMHは前胞状卵胞から分泌されるホルモンで、その周期に発育する可能性のある卵胞数を予測する因子と言われています。卵巣内に休眠状態で多数ある原始卵胞のうち、卵子形成の過程を経て成熟卵胞として排卵できる卵胞は選ばれた卵胞のみです。この卵胞の選抜過程の途中に当たる前胞状卵胞からAMHが分泌されます。選抜される卵胞が多い方は自ずとAMHは高くなり、リクルートされる卵胞が少ない方はAMHが低くなります。

妊活中・不妊治療中は積極的に散歩などで日光浴

シワやシミは確かに気になりますが、少しは日光に当るようにしましょう。具体的には冬なら一日に15分から20分程度、真夏なら4〜5分ほどで構いませんので、日々のお散歩がてら、日光浴も楽しみましょう。
地球に生きる生物のほとんど全ては「思いきり日光を浴びてしっかり食べて良く運動する」のが元気に暮らす基本です。一見あたりまえのようなことですができていない人も多いようです。
健康的な暮らしを送ることで、妊活も進むのではないでしょうか。

徐 大兼

徐 大兼
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●アキュラ鍼灸院 ファティリティーウェルネス 院長
●アルメディカ株式会社 代表取締役社長
●プレママプラス考案者
●日本不妊カウンセリング学会 認定 不妊カウンセラー

【略歴】
鍼灸師・日本不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー。
東京・青山の不妊治療専門「アキュラ鍼灸院」院長。
地域のドクターと連携し、ベストな治療計画を提案している。
現在は不妊鍼灸ネットワークを設立するなど、不妊鍼灸の啓蒙活動を極的に行っている。 また、養生・食育をベースに、オリジナルサプリメントやお灸の開発にも取り組んでいる。
著書に『カラダを温めれば不妊は治る!』があるほか、生活総合情報サイト「All About」にて不妊治療・東洋医学ガイドを務める。


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